【検証】中国語のスピードラーニングは効果があるのか?(3カ月経過)

昨年の12月よりスピードラーニングで中国語がどれだけ身につくのかを自分の頭を使って検証していくことにしました。
今回、3カ月が経過して新しい教材がダウンロードできるようになりましたので、1カ月間を振り返ってみたいと思います。

今回は、特段、長距離の移動もなかったので、主に平日の朝のみ聞いた感じになります。

前回の記事はこちらを参照してください

【検証】中国語のスピードラーニングは効果があるのか?(2カ月経過)

検証している勉強法のおさらい

まずはひたすら中国語+日本語の教材を聞く
内容が、中国語に集中して概ね分かってきたら中国語だけの教材に切り替える
(教材の趣旨である聞き流しではなく結構集中して聞いています)
これを1カ月内で行っていく
(理想は半月で中国語だけの教材に切り替えることです)

教材(第3巻)の紹介(中国語+日本語)

合計59分
・空港で(検疫で)       1分13秒
・空港で(入国審査で)     1分15秒
・空港で(税関で)       4分22秒
・空港で(ターミナルで)    8分27秒
・ホテルで(チェックイン)   6分09秒
・ルームサービス       5分44秒
・マッサージ         3分47秒
・マッサージが終わって     1分02秒
・レストランで        8分27秒
・ビールを飲み終えて     3分28秒
・食事を終えて        1分31秒
・道を尋ねる         4分41秒
・携帯電話をなくす      5分08秒
・財布を無くす        4分27秒

新しい教材がDLできるようになるまでの聞いた時間(約1カ月)

21時間24分(1,284分)
1週目 1時間33分
2周目 1時間08分
3週目 6時間26分
4週目 4時間 8分
5週目 8時間 9分

1日当たりの平均51約分
(基本的には平日の朝15分と決めていますが、振り返ってみたら結構移動があったんですね。かなり聞けていました)

効果

今回も先月と同様に日本語付きの教材を4週間くらい聞いたので9割程度は聞き取れるようになりました。しかも、前月より聞いている時間が多いからか、に中国語のみだと8割程度は聞き取れるレベルになりました(前月の検証では5割)。

やはり私のレベルでは、1カ月のなかで日本語付き教材に費やす時間を増やしたほうが、より理解できる様になるのだと思います。
1カ月に1巻のペースだと、朝の15分だけではやはり少し足りないのでしょう。

理想としては、月の前半で日本語付きの教材で9割程度理解でき、
残りの半月を使って中国語のみの教材を8割以上理解できるようになれば、かなり効率よく効果を出せるのだと思います。

前月同様に聞いて覚えているので、普段、ふと気づくと中国語単語が頭に浮かんでいることが多くなった
たまに、ひとりでブツブツつ呟いている。

前回から、教材の主人公の田中さんにまつわるエピソードを紹介していますが、私が過去に利用していた英語版に比べてキャラクターの設定がはっきりしています。前回は食中毒、虫歯、骨折ですが、今回はスマホを無くし、財布を無くすという相変わらずの不幸なストーリ。

空港で荷物の運搬を頼もうとして、料金をまけてもらおうとするのですが、一切値引きは出来ないという回答をうけ、「領収書要りますか?」という質問に明らかに不機嫌そうな感じで「要らない!」と言ったりしています。

それと、ルームサービスを注文して、担当の人が部屋をノック(実際にその描写は無い)したときに、日本なら「はい」とか「は~い」とまずは返事しますが、この教材では

「誰呀!」「シュイヤー!」

と言っています。この誰(シュイ)は日本語と同じ誰?という意味で、呀は日本語の~ねとか言葉を和らげるような意味なんですが、
大きな声で叫ばれると、日本人的には、「誰だ~お前は!!!」という言葉がノックした後部屋の中から聞こえる感じがして、怖っと思います(笑)

マレーシア人との出会い

今回は、期間内にマレーシアの方と会う機会がありました。マレーシアの旅については過去に記事にしているので、下記も参考にしていただければと思います。

【格安・海外】クアラルンプール(KL)日帰りツアー

ランカウイ島のスカイブリッジで待たなくていい方法

ほどよい街と自然でゆっくりできるコタキナバル

マレーシアについてのおさらいですが、マレーシアも他民族国家ですね。大きく分けて、マレー系と中華系とインド系の人が住んでいます。

この3つのグループはそれぞれ文化も異なりますが、現在ではそれなりにうまく協調して生活しています。

まず、マレー系については言語はマレー語を話し、宗教はイスラム教になりますので、ラマダン(断食)もありますし、お酒は飲みません。モスクでのお祈りもしています。マレーシアという国名はマレー人のマレーから来ています。

一方、中華系の言語は、移り住んできた場所の言語。大きい枠組みでは中国をを話します。
ご存知の様に、中国語は地方によって言葉が異なり、その違いはお互いの方言で会話が出来ないこともあり、もはや他言語とすら言えるでしょう。
現在の中国で標準語として使われているのが普通話(北京語)ですので、中華系の多くは、親が話す方言の他に、普通話も話せることが普通となっています。
宗教については、中国同様仏教徒が多いのではないかと思います。

また、インド系の場合は、もちろん言語はインドの言葉となります。但し、インドは北と南で話している言語および文化が異なります。
マレーシアに住んでいるインド系の人たちがヒンディー語またはタミル語のどちらを話しているのかはわかりませんが、以前インドで聞いたことがあるのは、中東などに出稼ぎに行くインド人は南部の人(タミル語話者)が多いとのこと、過去にマレーシアと同じ国だったシンガポールの公用語にタミル語が入っていることを考えると、主にインド南部の人が多いのではないかと思います。

インドという不思議な国に行ってみよう

では、この3つのグループ、同じマレーシア国民でありながらどうやって意思疎通を図るのかというと英語もしくはマレー語が多いようです。
もちろん同じでグループではその言語を使って会話をしていますが、他のグループのメンバーと会話するときは、英語やマレー語を使います。

今回、2名のマレーシアの方(中華系)が来日され、普段の基本的な会話は英語で事足ります。が、中華系と日本人は漢字という文化を共有しています。
従って、相手が漢字を理解できる場合は、日本語→中国語を使ったほうが、より伝わりやすいのは間違いありません。

例えば人の名前にしても、日本語と中国語では読み方が違いますが、漢字の意味はおおむね一緒(一部を除く)なので、漢字がイメージできるように伝えられれば理解しやすくなります。

そんな状況もあって、英語と勉強中の中国語をごちゃまぜにして会話していました。
実際に会話で使うと、通じるもの通じないものが明確になり、通じない言葉についてはなぜ通じなかったか分析して対策することが出来ます。
今回、私が勘違いしていたのが、

おさいふ:銭包(チェンバオ)

これをさかさまにして、バオチェンだと勘違いして、指摘され気づくことが出来ました。

この単語はまさしく、教材の中で田中さんが財布を無くしたストーリで出てきた単語です。

一方、今回の教材の中でレストランの個室を予約するストーリがありました。

個室:包間(バオジェン)

この、バオジェンとチェンバオがごっちゃになっていたのが原因だったようです。おかげで、もう間違えることはなくなりそうです。

中国語が話せるけど読み書きが出来ない?

実は、最近のマレーシアの中華系の方の中には、中国語は話せるけど読み書きが出来ないという人が増えているという話は、聞いたことがありました。
実際に、私が過去に会ったことのある若い人も、会話はできるけど、読み書きが出来ないケースがありました。やはり、他民族国家と言っても、世代を重ねるうちに、どんどん言語がメジャーな物に統一されていくという流れなのでしょう。これは、世界各地の日系人がすべて日本語が話せるわけでは無い事ととも共通することだと思います。

今回、もう一つ驚いたのが、若い人以外ににもその様な状況の人が居るということです。今回お会いした2人のうちの一人は、マラッカ海峡で有名にな
マラッカ出身の方でした。マラッカの場所はこのあたりになります。

ちょうど、首都のクアラルンプールとシンガポールの間くらいにある都市です。
先にも書いたようにマレーシアの人は、多言語話者(ポリグロット)です。そこで気になったのが、どの言語が一番流暢に話せるかということです。

そこで質問したところ、「マレー語」だという答え。正直驚きました。
中華系なら、普通話やクアラルンプール付近では広東語、北部と南部は福建語を話す人が多いと知っていたこともあり、マレー系でないのにマレー語が一番流暢だなんて・・・・

ここで、マレーシアの教育についてですが、マレーシアの人はマレー系はマレー系の小学校、中華系は中華系の小学校、インド系はインド系の小学校にまず通います。そこで、それぞれ、マレー語、普通話、インドの言語を学び、小学校以降はみんな一緒に学びます。ちなみに教科書は英語になります。

つまり、中華系の子供は基本的に、普通話を習うため、家族が使っている方言を除いて最低でも普通話はマスターするはずです。

では、何故・・・・

話を聞くと、どうやらマラッカでは中華系もマレー系の小学校に通うようです。従って、習うのもマレー語になります。
その後、地元を出てクアラルンプールに来ると、周りの中華系から、「なんで中華系なのに中国が話せないんだ?」と言われるとのこと。

マレーシアでは、お店もマレー系、中華系、インド系で分かれているため、それこそ中華系のレストランではマレー語も通じないケースもあり
料理の注文も困難な状況。つまり生活に支障をきたしてしまいます。

そんななかで、後から、普通話、福建語、広東語を学んだため、会話はできるけど、漢字の読み書きが出来ないということでした。

日本に居るとなかなかそんな状況に出くわすことはありませんが、非常に興味深いと感じてしまいました。

尚、普通話、福建語、広東語がわかる中華系でも、マレーシアの地域によっては、それ以外の方言を使っていて意思疎通が困難な場合もある様です。
いろいろな国があるのですね・・・

英語が通じるマレーシアではありますが、普通話が出来るとより、楽しむことができるのでは無いかと感じてしまいます。

まとめ

始めて3カ月、定量的にどのくらい成長しているかは不明。

単語などを特段勉強しているわけではないが、徐々に語彙数が増えている感じはしている。

ただ、教材だけでなく、中国語が通じる人相手にとにかく使ってみることで、自分の間違いや勘違いに客観的に気づくことができ、成長に繋がると思いました。

次回は4月末に検証してみたいと思います。

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北京語(普通話)と広東語から見る香港人の感情

今回、約1年ぶりに香港を訪れました。帰りの飛行機の中で今回の訪港について振り返ってみたいと思います。

イギリスから中国に返還された香港

ご存知の通り、香港は今は中華人民共和国の独立行政区とされています。イギリスに統治されていた香港は、民主主義選挙により長官が選ばれ、法律によって支配される日本と同様の民主主義、法治国家です。

一方中国は、国名には民主主義とありますが中国共産党一党支配の国です。例えば、中国本土では、Google検索やFacebook、Line、ツイッターなどは使うことが出来ません。もちろんいろんな手段を使って使用している人も増えている様ですが、同じような中国国内向けのSNSは共産党の監視下にあるため、共産党に不利な情報はコントロールされているのが一般的な認識だと思います。

従って、日本同様に表現の自由がある香港と中国本土では接している情報も異なってきます。(もちろん中国本土の人が政府やメディアを信頼していないと言うのも良く聞く話です)また、紳士の国英国の一部として、またアジアの金融センターとして成長してきた香港人と、ここ数年で金持ちとなったものの、マナーは備わって居ない、自己主張の強い人が多い本土の人とはやはり多くの問題があることでしょう。

従って香港の人々は自分は中国人ではなくて香港人という強いアイデンティティを持っている人が多いと感じます。

香港で使われている言葉

香港で話されている言葉は中国語の広東語と呼ばれるものです。広東語は主に、中国の広東省(例:広州、深圳)および隣接する香港、マカオ(澳門)で話されています。他にも華僑の影響でシンガポールやマレーシアでも話されています。漢字は日本で言う旧字で、繁体字と呼びます。

例:広->廣,歯->齒, 医->醫, 国->國

この繁体字を使っているのは、香港、マカオ(澳門)、台湾です。

一方中国本土では簡体字が使われています。

例: 広->广,業->业,個->个,華->华

一般的に日本人が言う中国語というのものは北京語と呼ばれるものを指し、広東語とは全く異なります。従ってその2つの言語間では会話は成立しません。同じ中国の言葉であっても、他の言語と同じくらい異なることもあるのですね。よく知られている広東語はモウマンタイ(問題無い)やヤムチャ(飲茶)などしょうか。





イギリス統治の影響もあって英語が通じる国

香港はイギリスから中国に返還されても、英語が共通語の1つとされています。街の標識、案内は基本的に広東語と英語です。また、国際的な金融都市であり世界中からビジネスマンが集まる都市でもあります。

従って、多くの場所では英語が通じますし、わかりやすい英語を話してくれます。ただし、タクシーや地元の飲食店などでは一部通じない場合もあります。また、中国に返還されてからは本土からの大量の観光客の増加、投資などの影響を受けてだ思いますが、北京語(普通話)を話せる人が増えています。
つまり最近の香港人の多くはは広東語、英語、北京語の3つをマスターしているということです。

香港人の複雑な感情

昨年末より中国語の勉強についても記事を書いて居ますが、言語は口から発してなんぼです。

【検証】中国語のスピードラーニングは効果があるのか?


レストランなどで簡単な北京語は、とりあえず発して見ました。香港の人も慣れいるようで、すぐ北京語に切り替えてくれます。こちらも通じれば、発音がそのままでオッケー(通じている)だし、逆に通じなければまた試行錯誤すればよいので、香港の皆さんをある意味中国語の練習台にしてしまいました。

さて、筆者はこれまで香港に10回前後お邪魔しており、会話はもっぱら英語を使っていました。

しかし今回は、まずは北京語、ダメなら英語という形でチャレンジする中で、あることに気づきました。それは、北京語を使った時の対応がなんとなく悪い。

これは全く定量的ではありませんし、独断と偏見です。

実は今回は中国に数年住んでいる日本人の友人も一緒でした。彼は筆者より遥かに北京語が上手いわけですが、その話をすると同じような気持ちを感じていたと言うので正直ビックリしました。

香港人の友人はやはり広東語を大事にしていますし本土に対する不信感や。北京語普及による広東語の廃れを心配していることでしょう。現に広州では、おじいちゃんが孫に対してカタコトの北京語で話しかけているような状況も起きており、中国本土でも広東語が廃れていくのかもしれません。

言葉の問題以外にも、香港人の本土に対する思いは決して良いものではないと思います。飛行機に乗っても、ルールは守らないし、前のシートに座っている人のことなど考えず、シートを後ろから押したり叩いたり。もちろん日本人に対する感情はとてもいいと思いますが、北京語を耳にした瞬間に心の中で無意識に切り替わるスイッチが実は存在するのかもしれません。

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