海外旅行に行くことで得られる効果は?

東京では20度を超える日も増えてきました。気づけばもう三月も終わり。時が過ぎるのはあっという間にですね。さて、今回は海外に行くことで得られることについて書いていきたいと思います。

海外に行くことが自分や母国を知ること?

これは、私がこのブログを書くきっかけにもなったことですが、中に居てもなかなか全体像がわからないことは良くあります。学校やバイト、会社などの組織も同じ様に感じますが、社会人なら転職をした時に感じるのでは無いでしょうか?

色々な考え方がありますが、比較対象が出来ると、比べて考え安くなるのではないかと思います。

初めての海外で受けた衝撃

もう10年以上前になりますが、私の初めての海外旅行はハワイでした。まぁ当時から海外旅行のメッカ的な存在でした。

飛行機に乗り到着したのが、早朝。

お腹が空いたので友人とファーストフード店を訪れカウンターで注文です。メニューを見ながら何を食べようか迷って居ると、若い女性の店員さんはイライラした様子で居なくてなってしまいました。

全く状況が飲み込めない状況で居ると、カウンター奥のキッチンの人が仕方なさそうにレジまできて注文を受けてくれました。

こちらは、全く悪いことをしてないのに何故か、キレられるという状況にこっちもかなり頭にきたことを覚えています。

今でも何故そうなったか理解出来ませんが、想像するに注文が決まってない状態で迷っていることにイライラしたのだと思います。日本ではあり得ませんが、そんな日本で育った自分は、その対応に不快感を覚えたと言うことです。

自分の常識を当てはめている?

先月、友人とマカオに行った際一緒だった方は久しぶりの海外でした。もちろんマカオも初めて。

道路を渡ろうとしているのに車が停まってくれない。これにイライラしていた様子でした。その時、過去にも同じ様な経験をしたことを思い出しました。

4人の友人と毎年夏に海外旅行を始めた時に、ひとりの友人が全く同じ様な事にイライラしていたことです。

国によって異なりますが、人より車が優先な国は存在します。その場合、彼らが停車しないことに腹をたてることに意味はありません。何故ならそれが彼らの国の文化、習慣であってそれが普通だからです。

偏りや不足している日本の学校教育

過去の記事でも書きましたが、筆者が受けた学校教育では日本は過去にアジアに対して迷惑をかけたという趣旨の教育を受けながらも、教科書でそろそろ近現代史にたどり着くあたりが年度末になり、時間も無いから、各自で読んでおく様に、みたいな指導を受けたことがあります。

その時は特に意識もせずそんなものかと思っていましたが、今考えると、近現代史こそ学ぶべきで、海外の人との会話でも、縄文時代の話よりは、近い過去の話になるからです。

また、散々アジアに迷惑をかけたという罪悪感を植え付けられた割には、一部大陸と半島を除くアジアの諸国は日本人を非常に歓迎してくれます。この矛盾が、自国の歴史や日本人は何なのかという疑問へ繋がり、少しづつ調べることに繋がりました。

海外旅行と日本人というアイデンティティ

歴史の話については長くなるので機会があれば書きたいと思いますが、日本が世界で初めて、国際連盟で人種差別禁止を提案したこと(白人国家に反対され、その後脱退)、太平洋戦争で有色人種が白人と戦ったことが、後のアジアやアフリカの植民地が宗主国から、独立したきっかけであることなどは、日本人としては知っておくべきことだと思いますが、学校で習ったことはないですね・・・・

行間を読む日本人とストレートな外国人?

筆者も含め、ネイティブの日本語話者ですが、常日頃から難しいと感じています。同じ様な表現でも微妙なニュアンスの違いを表す言葉がありますね。

また、敢えてストレートには書かず間接的に書いて相手の気を害さない様な気遣いは、その様な表現をすることが日本では常識となっています。

この阿吽の呼吸というか、行間を読むと言うのか、日本語は非常に難しく、奥ゆかしさのある言語と言えるのかもしれません。

ただし、これは日本人同士でのみ成立するものであって、外国では通用しません。

ビジネスなどで外国の人と付き合う場合はやはり直球が求められるのではないかと思います。もちろん、礼儀や気遣い、マナーは必要ですがズバッとストレートに思ったことを伝えるスキルも身につけられるのでは無いかと思います。

交渉などでも、日本人同士はお互い正直に要求をしあいます。

ただ海外では、妥協点も見据え、あらかじめ多くの要求を提示し、本来の妥協点まで持っていくという形だと思います。

よく外交などを見ているとしたたかな国があります。まさしく、要求しつつ、軍事力で影響力を見せたり、あれやこれやメディアを使って揺さぶりをかけたりしますので、テレビなどの報道を見ていると交渉がうまくいってない様にさえ見えてしまいます。しかし、これが世界の外交の手法であって日本も、対世界に対しては、多少のずるさや、したたかさというものが必要なのではないかと思います。

日本人同士の対応と、外国人に対する対応方法については場合によっては異なるということを知っておく必要があると思います。

キャリアアップにつながるか?

キャリアアップに繋がるかどうかは正直わかりません。ただ、企業によっては海外との仕事で役に立つかもしれません。

例えば、英会話。過去の記事でも書きましたが、日本人が苦手とする英会話で1番の課題が、自分は正しい英語を話せないから恥ずかしくて何も発せないことです。もちろん正しい英語が出来た方がいいですが、簡単な会話なら身振り手振りでもやってのける人のほうが、評価は高くなるはずです。

【格安・海外】言葉だってなんとかなる!

また、国によって宗教や文化が異なるため、事前に知っていると、よりおもてなしが出来ると思います。

牛肉が食べれない、豚肉が食べれない、お酒が飲めない、座敷ではなくテーブルが良いなどなど、事前に知っておけばいろいろな準備が出来ますね。

まとめ

いかがでしょうか?

幅広い価値観を受け入れることが出来るようになる。

改めて自分のアイデンティティについて考えられるようになる。

対日本人、対外国人に対する効果的な接し方を学ぶことが出来る。

仕事でも役に立つことがあるかもしれない。

楽しむだけの海外旅行ではありません。
自分を大きく成長させてくれるいろいろな経験が待っています。
是非、皆さんも海外に足を延ばしてみてください。

自分探しの海外旅行って??

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発売前に予約殺到、ネットで注目、噂の書籍『日本国紀』の感想。

今年も残すところ1か月半を切りました。過去の記事で海外に行けば行くほど、日本という国を好きになったり、日本について知りたくなることが多くあることについて書きました。海外に行けば行くほど、それまでに自分が意識しなかった、日本人であること、日本という国についてあまり知らないことが、そのような気持ちにさせるのではないかと思います。そして、日本人であることや、日本のことは本来学校教育でしっかり学ばなくてはいけないことであるとも思います。もちろん、日本の義務教育でも日本の歴史について学びますが、それは過去の事象を点々と学んでいるだけであり、そこには1本の軸のようなものが通っていないように思えます。したがって、単体の事象自体は覚えていてもその事象が今の自分たちにどのようにつながっているかというのは、イマイチしっくりこないというのが私の感覚です。
今回、百田尚樹氏が、日本の誕生から現在までの歴史を1冊の本にされました。

日本国紀

ものすごい人気のようで、発売前から重版(最初印刷した版とは別に、さらに追加印刷する)が決定したなど、テレビ等ではあまり報じられませんが百田氏本人が出演しているネットのニュース番組等で紹介しています。中身の細かい内容は別として、読んで感じた事を書いていきたいと思います。

今と昔の日本人には違いがある!?

さて、海外を旅行すると国旗で溢れている街を多く見かけます。これは特定の国だけではありません。数多くの国が国旗を街中に掲揚しています。マレーシアなどは、マレーシア国旗と州の旗が掲揚されてあったり、インドの中心地では大きな国旗が公園のど真ん中で風を受けて揺れています。

まさに過去私が違和感を覚えたのがこの状況。日本でも国旗は掲揚されていますが、そのインパクトは、まるで違います。
国内では公的機関などにあったり、国民の祝日に玄関の前に掲揚している家が少しあるくらいでしょうか?
例えば、タイの会社では始業時間の前に国歌の演奏とそれに合わせて国旗の掲揚があります。国王が亡くなられたときはすべての国民が悲しみ、喪に服す期間は喪章をつけていました。いろいろな国の方と話す機会がありますが、皆さん概ね自分の国が大好きで、誇りを持っています。
そう、違和感の原因は自分が母国に対してそのような感情を強く持っていなかったことと、他国の状況を比較して違和感を感じたのが最初でした。
もちろんこれは個人的な感情ではありますが、私以外にも当てはまる方は、少なく無いのではないかと思います。
それでは、過去の日本人はどうだったのでしょうか??やはり、過去の日本人は日本という国を愛し、誇りを持っていました。
しかし、当該の書籍にも書いてありますが、太平洋戦争で日本が破れて以来、占領したアメリカが進めた政策により、日本人は国に対する愛と
誇りを失うことになりました。まさしく私がその影響を受けてきた世代ということになります。私も訪れた国(一部地域)は20か国を超える程度ではありますが、その中でも母国を大切にして誇りに思うことが普通であると感じています。感じ方は人それぞれだと思いますが、大戦前の日本人と戦後の日本人の違いについて非常に考えさせられます。

歴史は繰り返す??

よく、”歴史に学ぶことが大切だ”なんて聞くことがありますが、建国してから2千年以上の歴史を持つ日本を振り返ってみると、
確かにそういう事はあるのではないかと思います。日本は島国で、周囲は海に囲まれていますので、ある意味海に守られてきた歴史と言えるでしょう。
江戸時代以前に日本を訪れた外国人は、日本が清潔であること、日本人がまじめで礼儀正しいことについて数々の書物に残しているようです。
これらは、今を生きる私たちにも引き継がれていることだと感じる一方、相当昔から日本人がそのような文化を育んできたことに驚きます。
一方、それが仇になることもありました。日本人は、日本という同じ文化を共有する人同士が、同じ島で生活しているため、正しいこと、正直なとをお互いに同じ価値観に基づき暗黙の了解でお互いに求めています。
一方、大陸の文化というものはどうでしょうか?
陸続きというのは、いろいろな所に行くことができる、反対にいろいろな人が自分のところに来ることができるということです。
いろいろな人というのは、同じ文化を持っている人とは限りません。侵略しようとして訪れる人も、もちろん居ます。そこには、共通の認識は無いため、正しいか、正しく無いかや、正直であることは、もはや関係ありません。勝った人が一番、弱肉強食ということになります。よく、”正直者が馬鹿を見る”という言葉がありますが、騙した人が悪いのではなく、騙された人が悪い、むしろ世界の外交なんかではこちらが常識なのではないかと思います。

決して、日本の文化が悪いと言うものではありません。長い年月をかけて作り上げて来たこの文化が、世界に冠たる治安の良さを実現している
日本なのです。しかしながら、相手によっては、したたかさをもって対応することを考えないと、結局国が滅んでしまいます。
この素晴らしい国が無くなってしまいます。こちらが、やさしく、誠意を持って対応していれば相手もそうしてくれるというのは、同じ文化を共有できる人、国同士であって、表面上良い顔をしながら、隙を狙っている人や国も少なくは無いのです。嘘をつくのは当たり前だという考えを持っている人たちもいます。歴史を振り返ってみると、このような対応の誤りや、準備の不足により何度も日本は危機を迎えています。
これは、目まぐるしく環境が変化する現代にも言えることでしょう。国を守ることは家族や恋人を守ることと同じです。私を含め若い日本人は性善説だけではなく、現実的なしたたかさというものを意識していくことが大切で、まさしく歴史に学ぶことなのかもしれません。

肌で感じることの大切さ

航空機などの交通インフラが発達し、インターネット、スマートフォンの登場などで海外旅行は一層身近なものになりました。
これからは翻訳デバイスやAIなども進化していくので、さらに海外が身近になっていくのだと思います。知らないものを肌で感じることは
非常に貴重な経験で新たな気づきを与えてくれます。私の場合は、海外を訪れることで自分のアイデンティティーについて考えるようになりましたが、外から客観的に自分を見るということはとても大切な事ではないかと思います。当該の書籍では、まだ航空機が無い時代から、多くの日本人が海外渡り、多くのことを勉強し、日本だけではなく海外にも影響を発信していたことが記録されています。特に、西洋から吸収したものを、広めていったアジアの諸国との繋がりは過去から非常に強いものがありますが、残念ながら学校ではその様なことを教えてくれません。


MH機内誌に掲載されていた日本の列車を使うミャンマーの写真

もちろん教育を変えていくことが一番の課題ではあるものの、そういう課題があることを海外旅行を通して感じていくことは日本人として
大切なことなのではないかと思います。日本国紀という本は、読み応えがある量ではありますが、各時代のポイントを押さえて、全体が繋がる様な構成になっています。これまでに勉強してきた歴史の点在している事象と、日本人というものは何なのか、という問題の一つの答えをそれぞれ読み手にとって感じることが出来る本だと思います。

今回は本の紹介になってしまいましたが、次回はマレーシアのランカウイ島の旅について書きたいと思います。

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